低温流動性向上剤

（あらゆる環境下での操作性を保証）

中間留物流動性向上剤

冬場、中間蒸留物は気温が下がることに敏感で、給電回路フィルターを詰まらせるパラフィン結晶を形成します。これにより、性能低下を招き、固定及びモバイルエンジンやボイラーの故障を招く恐れもあります。

当社は中間蒸留物の低温での操作性の問題を解決する技術ソリューションとして、中間蒸留物流動改善添加剤をご提供し、お客様の4つの主要な制約に対応致します。

曇り点降下剤

当社の曇り点降下剤は、結晶化を防ぐ高分子化合物の混合物です。これらの化学物質は、気温が下がった際に沈殿する傾向にあるワックスの溶解度を高めます。

目詰まり点(CFPP)添加剤

CFPP添加剤は、エチレン共重合体の混合物です。これらの添加剤は結晶化を防ぐためというよりは、その大きさや、増殖や形の動力学を制御する目的で設計されています。実際、この添加剤により、大きな結晶が少数できるのではなく、小さな結晶が多数できる傾向にあることが分かっています。結晶ネットワークの形成を遅らせることで、燃料の流動性を保つ、つまり、フィルターや管の詰まりを防ぎ、低温下でも通常通りに作動することが可能となります）。

流動点降下剤

この添加剤は芳香族溶剤に溶け込んだ高分子化合物の混合物です。結晶化を防ぎ、その結果三次元結晶化を防ぎます。

ワックス沈降防止剤

WASA添加剤は、低温下での中間蒸留物の保管期間中におけるパラフィン結晶の形成を遅らせる分散剤ポリマーの混合物で、長期のおよび/または低温下での保管の際に適しています。

WASA添加剤は通常CFPP添加剤と併せて使用され、その性質は特にドイツや韓国のディーゼルオイルの標準仕様に則っています。

ワックス沈降防止及び流動性向上剤(WAFI添加剤)

WAFI添加剤は、CFPP添加剤とWASA添加剤の混合物です。ですから、CFPPの効果が長期に亘り持続し、低温下でも最適な動作性を保証します。結晶化の増殖や結晶ネットワークの構築を遅らせるだけでなく、中間蒸留物の長期に亘る保管においても、パラフィンは維持されます。