FINASOL：海上分散剤

世界の海上で20年にわたり使用されてきた海上分散剤、FINASOL OSR®シリーズは、水中の原油を分散させるための最適なソリューションの開発における、当社独自の専門知識が込められた製品です。

トタルエナジーズは、第三世代の分散剤濃縮物として、FINASOL OSR シリーズを提供しています。これらの製品は、非常に優れた生態毒性性能を持ち、市場で最高クラスの製品とされ、20年以上にわたり世界のすべての海洋で使用されています。

同シリーズは、海中で原液として、または10%の希釈液として使用されています（専門的な基準：タイプIIとIII MMO）。

真のパフォーマンスを備えた同製品は、主要な国際規則、EPA（米）、MMO（英）、CEDRE（仏）に準拠する市場で唯一の製品です。

市場の標準製品です。

5大陸の多くの国で登録されています。

Finasol OSR52は、高速かつ効率的な反応を保証する高性能製品です。

Finasol OSR 51は、海外の規則MMO（英）とCEDRE（仏）に準拠します。

FINASOL® OSRの特異な活性成分により、潜在的な分散能力が高く、これは様々な原油を使った試験でも証明されています。

海上での原油漏れが起こると、必ず地域の当局により適切な対応が決定されます。地理的領域、時間、環境条件を含むNEBA（環境の利益に関する総合分析）を考慮しつつ、影響を制限する最適な方法を選択する責任は当局にあります。

予測される対応としては、機械的な回収、現場燃焼、海上分散剤の使用があります。海上分散剤の使用は、油の海岸線への到達を防ぎ、沿岸の貴重な種の鳥や野生生物の生息地を保護するのに役立ちます。この作用様式では、油を微細な液滴に分解し、海洋環境での生物分解プロセスを早めます。

環境影響アセスメントは、国内当局の登録プロセスに組み込まれ、海洋生態系における生物分解性と生態毒性試験を含みます。これらの基準は、トタルエナジーズ・フルードの持続可能な開発ポリシーと共に、OSRシリーズの開発において溶剤と界面活性剤を選択する際の重要な要素となりました。